大束の部屋

18歳の僕が普段考えていることを発信できればなと思います。

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僕が無印良品を好きな理由

1.無印良品について考えたきっかけ

僕は、無印良品が好きで日常的な服は無印でそろえたり本を五冊ほど持ってます。

 

学校の机の上に無印の本を置いていた

そんな、ある日友達に聞かれた

 

無印良品のこと好きなん?」

 「うん。好きやで~」

無印良品の何が好きなん?」

 「・・・えーと、」 

 

その場しのぎで何とか答えたが、自分でもよく分かっていなかった

 

そんな僕の気持ちの

 

無印良品ってなんか好き」

 

をこの記事を機会に言語化していこうと思う。

 

 

2.僕が無印良品を好きな理由

1、シンプルさ

 無印のデザインは、とてもシンプル。

 どうやら僕は、この無印のデザイン性に惹かれているようだ。

僕がシンプルを求める理由

 シンプルな物は、それ以上に考えることを要さない。個人的な思いとして、そこまでこだわって無印を選んでいるわけでは無い

 そこで一つの考えが生まれる。

こだわってないが故の無印良品

 これは、無印の製品作りにあるのかも。無印は、無印良品の未来としてこう述べている。

「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感

僕は、この感覚に浸っていることに気がついた。

「これがいい」は嗜好性を誘い一種のエゴイズムを感じさせ、「これでいい」はその商品を買うことが必然的であり理性が伴っていることを示す。

「これでいい」この意識で買った商品は飽きない。なぜなら、「これがいい」と買った商品は嗜好性があり、それが代わると欲しい商品も変わる。

嗜好性は時に外的な要因により、変化したり煽られる

「宣伝・広告」

「◯%セール、大特価、数量限定、本日限定」

いつの間にか無意識に、本来なら必要のない外的な要因により、自分の意思が変化する。

僕は、この現象に違和感を覚えた。

この感覚から逃れるために、無印良品にたどり着いたのかも知れない

無印にいる感想は率直に

「とても楽だ」

無印は軽く言って、楽園なのかもしれない

無印であれば信頼性があるし、社会から煽られることもない。煽られることがなければ違和感に苛まれることもない。

 

 

2、無印のストーリー=信頼性

 無印の商品には、ストーリー性がとても感じられる。この感覚はとても心地よい。商品の名前とタグを見ればどんなバックグラウンドがあるのか分かる。例えば、「枕カバー」商品のタグには、こう記載されている。

 

 使うほどにやわらかさと風合いが増すリネンを使用しています。吸湿性が良く一年を通してお使いいただけます。

麻綾織

枕カバー

(省略)

組成

麻100%

仕上がりサイズ:幅52×長さ65cm

筒型

カンボジア

MADE IN CAMBODIA

 

 最初の説明からは、枕の素材がリネンである理由が分かる。そして、どんな目的で作られたのか分かる。このタグと商品を見て、性質を理解した上で商品を選び「これでいい」と購入することができる。

 他のショップで、この体験を実現できている所はない。これは無印の強みだ。商品の1つ1つに存在する理由がある。嗜好で選んだ、よく分からない商品を買うより、文字化された情報を読み取り、自分にあったものを探す。この感覚はテトリスで綺麗にハマった感覚と近い。決して、自分を飾らない。自分にフィットした商品が無印にはある。

 

3、確立されたアイデンティティ

 アイデンティティとは、「自己同一性」簡単に言えば、自分とは何か、自分らしさ、です。無印のアイデンティティは店舗にも溢れています。店舗の中は、木の温もりや清潔感の「無印良品らしさ」で、とても居心地が良いです。買う用は全くないのに、近くに来たら、店舗の雰囲気を味わいたいが為に店舗の中に入り店内を巡回したりしてしまうぐらい。この「無印良品らしさ」は他のショップでは味わうことはできない。強いて言うならスターバックスの雰囲気と近いものがあるかも知れない。そして、僕が「らしさ」でとても驚いたことがある。それは、「本」だ。無印のアイデンティティ如実に反映されている。僕は、今まで沢山の企業の本を読んできたが、無印ほど「らしさ」を表現できている本にはまだ出会っていない。無印の本は読んでいるだけで、アロマの香りと陽気なBGMが聞こえて来る気さえする。この本に反映された無印のデザイン性は、企業として確立していないと到底実現できない。

 

 

3.まとめ

 僕が思う「無印良品って何か好き」は、要するに「心の安静」なのかも知れない。

無印であれば、流行に左右されたり、社会に煽られたりする事もない。

そんな安心感と、シンプルな見た目とは裏腹に、商品1つ1つに物語があり、その情報を安易に認識した上で購入出来る。

僕はこの「無印らしさ」に安堵した。